ウルフ オブ ウォールストリート
おバカで下品な実録ドラマ映画です
まさにクレイジーという言葉がぴったりな映画で、登場人物たちの気持ちの変化や、俳優さんたちの迫真の演技が面白いです
1980年代から1990年代のウォール街で、若くして大金を稼ぎ、その後証券詐欺で逮捕された彼の半生が描かれています
大成功と大失敗が両方描かれており、密度が濃いので、3時間と少し長い映画ですが、退屈することなく楽しめます
おバカで下品といいましたが、主人公が大成功者ということもあり、かなり学べる部分も多いです
映画内にでてくる、”sell me this pen “の話は思わず関心してしまいます
”sell me this pen “(このペンを私に売ってみろ)と主人公は何人かにいってまわります
そうすると、多くの人はペンの魅力を語り出します
しかし、主人公の求めていた回答はそのようなものではなく、正解を話したときは、なるほど!と思いました
しかしこの映画の面白いところは、企業アイデアを学べるところだけではありません
なんといっても主人公たちの調子の乗りようです
大成功にハイテンションで騒ぎまくる姿を見ていると、なんだかこっちまで楽しくなってきます
パーティを開いたり踊ったり下品なこともしたりクスリもやったりして、騒ぎまくりです
そしてさらにそこから、怒り狂ったり悲しみにくれたりするので、かつての調子に乗っていた姿と対比されてより面白いです
主人公がブチ切れてる姿を見てるとなんだか笑ってしまいました笑
よくこんなブチ切れた演技できるなって思います
主人公のジューダンは、レオナルド ディカプリオが演じているのですが、この映画を見ていると、彼はタイタニックのようなラブストーリーのイケメン役より、この映画で演じたようなクレイジー役の方があってるなと思ってしまいます笑
おバカで下品なクレイジー映画ですが、だからこそ他の映画にはない、魅力や面白さがたくさんつまっています
テンションを上げたい人や、元気になりたい人にはとくにおすすめです
3時間という長さを敬遠せずに、是非見てほしいです
かなり面白いので、見はじめるとどっぷり気持ちがはまり、気づいたら映画が終わっているはずです
リンク↓
https://movies.yahoo.co.jp/movie/346630/